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魅惑のガドガド(温野菜サラダ) [この一品]

白米をなるべく食べないようにしているので、
家では玄米、外食の際にはご飯抜きのおかずだけ。
そこで、最近はまっているのが、「Gado-gado(ガドガド)」という、
温野菜のサラダを主食代わりに食べること。
様々な野菜(モヤシ、キャベツ、インゲン、青菜類、キュウリ、
ジャガイモなど)や、厚揚げ、テンペ(大豆発酵食品)
ゆで卵などを、少し甘めのこってりしたピーナッツ・ソースや
スパイスで和えた「ガドガド」は、インドネシアの代表的な料理で、
ワルン(大衆食堂)、屋台、カキリマ(移動式簡易屋台)、
高級レストランなど、どこででも手軽に食べることが出来る。
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Gado-gadoとは、本来「ごちゃ混ぜ」という意味。
確かに一見、「グチャグチャ」で見た目があまり良くないので、
以前は敬遠して食べなかったのだが、あっさりした温野菜に、
コクのあるピーナッツ・ソースが絡んで意外な美味しさ。
その上、食物繊維たっぷりな上に、一皿食べると満腹感もあるので
とてもヘルシー。
店によって、ピーナッツ・ソースやスパイスの味も様々なので、
あちこちでガドガドを食べるのが、最近の楽しみになっている。

Gado-gado(温野菜サラダ) 一人前 5,000ルピア~(約40円~)

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スープいろいろ [この一品]

赤道直下、およそ寒さとは無縁の常夏の島バリ。
そんなバリ島に、アツアツのスープなど似つかわしくない感じだが、
意外と多いのが汁物の類。
大好物の「ソップ・ブントゥットゥ(牛テール・スープ)
あっさりスパイシーな「ソト・アヤム(チキン・スープ)」
濃厚な旨味たっぷりの「グレ・カンビン(ヤギ肉のカレースープ)」など、
お馴染みの代表的なスープ以外にも、様々な美味しいスープが目白押し。
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「Sup Jagung Kepiting(カニとコーンのスープ)」
中華料理でお馴染み。バリ島なら100円以下。
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「Rawon(牛肉のスパイシー・スープ)」
真っ黒で見栄えが悪いが、見た目よりもあっさりしたお味。
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「Sup Asparagus Ayam(アスパラガスと鶏肉のスープ)」
ホワイト・アスパラガスと鶏肉がたっぷり。とろみがついた塩味。
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「Sup Tahu(豆腐スープ)」
豆乳がベースで、野菜、マッシュルーム、豆腐が入ってヘルシー。
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「Pangsit Kuah(ワンタンスープ)」
鶏挽肉入りワンタンのあっさりスープ。豪華版では海老入りも。
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「Sup Asam Pedas(酸味と辛味のスープ)」
いわゆる中華料理の「酸辣湯」風。辛くて酸っぱくて旨い。
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「Sup Sayuran(野菜スープ)」
青菜、ネギ、人参、ヤングコーン、サヤエンドウ、キクラゲなど野菜たっぷり。

スープいろいろ 一人前 5,000ルピア~10,000ルピア(約40円~約80円)

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バリのかき氷(エス・テレール) [この一品]

かき氷と言っても、日本のサラサラ、シャクシャクした氷とは違い、
つぶの大きなぶっかき氷がゴロゴロ入っているので、
氷自体を食べるというよりも、溶けた状態を飲む感じ。
そんなインドネシアのかき氷には、「Es(エス)=氷+○○○」で、
その中身によって様々な種類があり、例えば、
「Es Buah(フルーツ入りかき氷)」、
「Es Cincau(薬草ゼリー入りかき氷)」、
「Es Campur(いろいろ具沢山入りかき氷)」などなど。
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中でも、一番のお気に入りは「Es Teler(エス・テレール)」。
中身は、ココナッツの実、アボカド、ジャックフルーツなどで、
ココナッツジュースやシロップに、お約束(?)のコンデンスミルク
たっぷりとかけたもの。
氷を溶かしながら、フルーツを食べてはシロップを飲み、
シロップを飲んではフルーツを食べる。
ココナッツの実の歯ごたえ、アボカドの濃厚さ、ジャックフルーツの酸味に、
氷でほどよく薄まった、冷たいシロップとコンデンスミルクの甘さが絶妙。
バリのうだるような暑さの日にはぴったりの、絶品ひんやりデザートだ。

Es Teler(エス・テレール) 一杯 約5,000ルピア~(約40円~)

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バリの焼売(シオマイ) [この一品]

ワルンや屋台で見られる「Siomai」や「Siomay」の文字。
これは「シオマイ」と呼ばれる、いわゆる「シュウマイ」のこと。
どうやらこの「シオマイ」、大別すると2種類に分けられるようで、
一つはバンドゥン地方に代表されるような、西ジャワ系の「シオマイ」、
そしてもう一つが、中華系の「シオマイ」。
西ジャワ系のものは、「シュウマイ」と言っても、
日本の「焼売」とは完全に異なる料理。
魚やエビ、鶏肉のすり身を蒸したものを3~4センチ角ほどに切り、
茹でたジャガイモやキャベツ、豆腐、ゆで卵などと一緒に和えて、
甘めのピーナッツ・ソースをかけたもので、ケチャップ・マニス(甘醤油)
サンバル・ソース(唐辛子ソース)をかけて食べる。
「焼売」というよりは、どちらかと言うと蒲鉾などの練り物風。
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一方の中華系「シオマイ」、見た目は日本のジャンボ「焼売」に近く、
皮で包んだ具を蒸したもの。
ただし、やはり中身はすり身なので、エビや鶏肉の食感は感じられない。
こちらも、現地の人はケチャップ・マニス(甘醤油)や、
サンバル(唐辛子ソース)をつけて食べるのだが、
我が家では「練り辛子に醤油」。
スーパーでテイクアウトした「シオマイ」をこうして食べれば、
日本の「焼売」風をかろうじて味わうことが出来る。

Siomai(シオマイ) 1個 7,000ルピア(約70円)

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激旨!ヤギ肉のスープ(グレ・カンビン) [この一品]

数年前から通い続けているサテ屋に、絶対はずせないスープ、
「グレ・カンビン」がある。
バリ島には、「ソト・アヤム(チキン・スープ)」
「ソップ・ブントゥットゥ(牛テール・スープ)」など、
安くて美味しい汁物がたくさんあるが、
この店の「グレ・カンビン」は、その中でも1、2を争うほどの美味しさ。
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基本は、ピリッとスパイシーなカレー味。
様々な香辛料と共にじっくりと煮込まれたヤギ肉は、
バリ島のどんな肉よりも柔らかく、味わい深く、
適度に付いた脂身はとろけるようで、
噛めば噛むほど肉の旨味が滲み出る。
大量の肉を大きな寸胴鍋で長時間煮込んでいるため、
スープそのものにも肉のダシがたっぷり。
絶妙の塩加減、カレーと香辛料の辛味と香り、
凝縮された肉の旨味は、白飯と最強のコンビネーション。
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日本人にとってあまり馴染みがなく、抵抗感すらあるヤギ肉だが、
想像するような臭みやクセはまったくない。
特にこの店の「グレ・カンビン」は、
他店のような内臓肉が一切使われておらず、正肉が山のようにどっさり。
バリ島を訪れる多くの友人、知人たちをも虜にしてしまう、激旨スープだ。

Gulai Kambing(グレ・カンビン) 一杯 7,000ルピア(約80円)

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バリの炒飯(ナシ・ゴレン) [この一品]

バリ島だけに限らず、インドネシア料理の定番中の定番が、
お馴染みの「ナシ・ゴレン」。
最近は日本でも人気が高く、エスニック・レストランなどで食べられる他、
炒めたご飯に混ぜるだけで、手軽にインドネシアの味が楽しめる、
日本版「ナシ・ゴレンの素」も市販されているとか。
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「ナシ=ご飯・ゴレン=炒める」とは、そもそも炒飯のこと。
インドネシア料理と言っても起源は中華料理なので、
日本の炒飯とは兄弟関係になる。
独特のクセもなく、適度にスパイシーな炒飯は日本人の味覚にもピッタリ。
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バリ島では、ケチャップ・アシン(醤油)と塩コショウのあっさり中華系や、
サンバル(唐辛子ソース)やケチャップ・マニス(甘醤油)がメインの
こってりピリ辛系など、ワルンや屋台によって味付けはいろいろ。
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基本は、ニンニク、赤タマネギ、唐辛子、トゥラシ(エビペースト)に、
鶏肉やシーフード、卵、野菜と、具はシンプルそのもの。
お米にまったく粘り気がないので、家庭で作ってもプロ級に仕上がるが、
庶民の味「ナシ・ゴレン」は、やはり気軽に外で食べたい一品。

Nasi Goreng(ナシ・ゴレン) 一人前 5,000ルピア~(約60円~)

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麺いろいろ(ミー) [この一品]

華僑が多く住むバリ島では、中華系ワルンやレストランも数多く、
元々は中華料理だった麺料理が、インドネシア料理として定着している。
その代表が、汁そば「Mie Kua(ミー・クア)」や、
焼そば「Mie Goreng(ミー・ゴレン)」。
小さなワルンや屋台では「インスタント麺」が出て来るが、
中華系と看板を出している店や麺料理専門店では、
小麦や米から作られた細麺、太麺、平打ち麺、ビーフンなど、
様々な生麺を使った料理を楽しむことが出来る。
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「ミー・クア」のスープは主に鶏がベースで、
塩味や醤油味と、日本人の舌にも合うさっぱり系。
店によって、ニンニクやショウガが利いていたり、
とろみがついていたりと、バラエティーに富んでいる。
ただ、野菜、鶏肉、卵などの具と麺に対し、スープの量はかなり少なめで、
麺が隠れるような、なみなみとしたスープにはまずお目にかかれない。
また、コシのあるシコシコした麺ではないので、
日本のラーメンとはまったく別物という感じ。
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「ミー・ゴレン」は、「ケチャップ・アシン」という醤油系と、
「ケチャップ・マニス」という甘醤油系に、
ソース・サンバル(瓶入り唐辛子ソース)を合わせた味の物が多い。
日本の焼そばとは異なる味だが、
ピリッとした唐辛子の辛味とスパイスの香りがクセになる。
こちらの具も、野菜、鶏肉、卵などが一般的で、
目玉焼きを乗せて食べることも。
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日本人にとっては、どちらも一人前がちょっと少なめ。
お店の人に怪訝な顔をされながらも、「ミー」をおかずに白飯をかっ込めば、
大阪人も驚きの「ダブル炭水化物」ランチ?

麺料理 一人前 約6,000ルピア~(約70円~)

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バリのお好み焼き(マルタバ) [この一品]

夕方になると現れる「マルタバ」の屋台。
同じ粉物のせいか、魔性のスイーツ「トゥラン・ブラン」
一緒に売られていることが多い。
まるでピザのように、薄く伸ばした生地をクルクルと器用に回しながら、
さらに薄くして行く職人技に思わず拍手喝采。
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多めの油が入った鍋に生地を入れ、
鶏肉、ネギ、卵などの具を包み込んで、
折りたたみながら何度も油を回しかける。
たたんでは油をかけ、油をかけてはたたみ、ひっくり返し、
どちらかと言うと、「焼く」というよりも「揚げる」感じ。
見事な四角に形が整い、こんがりときつね色になったら出来上がり。
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何層にもなった熱々の「マルタバ」は、サックサクの生地と、
ふわっとした具に適度な塩味がついていて、
そのまま食べても十分に美味しいが、
甘酸っぱいサンバル(唐辛子ソース)をたっぷりつけ、
生の青唐辛子と一緒に食べると、これまた美味。
ちょっと高級な「マルタバ」になると、それはそれは豪華な中身で、
鶏肉、牛肉、ソーセージ、コンビーフ、チーズ、ネギ、卵、袋茸など、
おやつや軽食とは言い難い具の豊富さ。
「今夜はマルタバでビールと行くか!」と、おつまみにもピッタリ。
もちろん、ご飯のおかずとしても。
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ところで、果たしてこれをお好み焼きと呼ぶにふさわしいかどうか、
ちょっと微妙・・・。
似ても似つかないと、本職のお好み焼きさんに怒られてしまいそうな気も。

Martabak(マルタバ) 1枚 5,000ルピア~(約60円)

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屋台で揚げ物(ゴレンガン) [この一品]

Goreng(ゴレン)はインドネシア語で「揚げる」の意味。
これに-anがつくと、名詞のGorengan(ゴレンガン)=「揚げ物」になる。
この「ゴレンガン」、「カキリマ」という移動式屋台で売られているが、
地元の人にはなかなかの人気。
ご飯のおかずに買うわけではなく、どちらかと言うとスナック感覚で、
ちょっと小腹が空いた時に食べるようだ。
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ヤシ油で揚げているので少し油っぽい感も否めないが、
冷めてもベチャッとしないので、揚げたてでなくても香ばしく美味しい。
買うと必ず付いてくる青唐辛子を囓りながら、
こんなインドネシアの揚げ物を摘めば、ビールが欲しくなること間違いなし。
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「オタオタ・ゴレン」(魚のすり身揚げ)、「タフイシ・ゴレン」(豆腐の野菜詰め揚げ)、
「テンペ・ゴレン」(大豆発酵食品)、「シンコン・ゴレン」(キャッサバ)、
「ピサン・ゴレン」(バナナ)、など、総菜風からスイーツまで、
バラエティー豊かな「ゴレンガン」が楽しめる。

Gorengan(ゴレンガン) 10個 3,000ルピア(約35円)

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牛テール・スープ(ソップ・ブントゥットゥ) [この一品]

汁物の類の中で、大好物に近いスープがこの「ソップ・ブントゥットゥ」。
メニューの中にこれがあると、必ず頼んでまず味見。
基本は牛テールの濃厚なコクと、様々なスパイスの香りが特徴で、
店によってあっさり目だったり、やや脂っぽかったり、
味付けも塩味や醤油味など色々。
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具のメインはもちろん牛テール。
骨の周りについた牛肉は、よく煮込まれていてとても柔らかく、
ゼラチン質の部分はコラーゲンがたっぷり。
ジャガイモ、ニンジン、トマト、香草なども入って、
「ソト・アヤム」と同様に、サンバル(唐辛子ソース)と
ジュルック・ニピス(小さなレモン)を足せば、
味がしまってさらに美味しい。
上品にスプーンとフォークで食べても良いが、
手を使って豪快に骨にかぶりつけば、
口いっぱいに肉汁が広がって旨さ倍増。

Sop Buntut(ソップ・ブントゥットゥ) 一杯 12,000ルピア~(約140円~)

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