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麺いろいろ(ミー) [この一品]

華僑が多く住むバリ島では、中華系ワルンやレストランも数多く、
元々は中華料理だった麺料理が、インドネシア料理として定着している。
その代表が、汁そば「Mie Kua(ミー・クア)」や、
焼そば「Mie Goreng(ミー・ゴレン)」。
小さなワルンや屋台では「インスタント麺」が出て来るが、
中華系と看板を出している店や麺料理専門店では、
小麦や米から作られた細麺、太麺、平打ち麺、ビーフンなど、
様々な生麺を使った料理を楽しむことが出来る。
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「ミー・クア」のスープは主に鶏がベースで、
塩味や醤油味と、日本人の舌にも合うさっぱり系。
店によって、ニンニクやショウガが利いていたり、
とろみがついていたりと、バラエティーに富んでいる。
ただ、野菜、鶏肉、卵などの具と麺に対し、スープの量はかなり少なめで、
麺が隠れるような、なみなみとしたスープにはまずお目にかかれない。
また、コシのあるシコシコした麺ではないので、
日本のラーメンとはまったく別物という感じ。
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「ミー・ゴレン」は、「ケチャップ・アシン」という醤油系と、
「ケチャップ・マニス」という甘醤油系に、
ソース・サンバル(瓶入り唐辛子ソース)を合わせた味の物が多い。
日本の焼そばとは異なる味だが、
ピリッとした唐辛子の辛味とスパイスの香りがクセになる。
こちらの具も、野菜、鶏肉、卵などが一般的で、
目玉焼きを乗せて食べることも。
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日本人にとっては、どちらも一人前がちょっと少なめ。
お店の人に怪訝な顔をされながらも、「ミー」をおかずに白飯をかっ込めば、
大阪人も驚きの「ダブル炭水化物」ランチ?

麺料理 一人前 約6,000ルピア~(約70円~)
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