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バリの焼売(シオマイ) [この一品]

ワルンや屋台で見られる「Siomai」や「Siomay」の文字。
これは「シオマイ」と呼ばれる、いわゆる「シュウマイ」のこと。
どうやらこの「シオマイ」、大別すると2種類に分けられるようで、
一つはバンドゥン地方に代表されるような、西ジャワ系の「シオマイ」、
そしてもう一つが、中華系の「シオマイ」。
西ジャワ系のものは、「シュウマイ」と言っても、
日本の「焼売」とは完全に異なる料理。
魚やエビ、鶏肉のすり身を蒸したものを3~4センチ角ほどに切り、
茹でたジャガイモやキャベツ、豆腐、ゆで卵などと一緒に和えて、
甘めのピーナッツ・ソースをかけたもので、ケチャップ・マニス(甘醤油)
サンバル・ソース(唐辛子ソース)をかけて食べる。
「焼売」というよりは、どちらかと言うと蒲鉾などの練り物風。
siomai.JPG
一方の中華系「シオマイ」、見た目は日本のジャンボ「焼売」に近く、
皮で包んだ具を蒸したもの。
ただし、やはり中身はすり身なので、エビや鶏肉の食感は感じられない。
こちらも、現地の人はケチャップ・マニス(甘醤油)や、
サンバル(唐辛子ソース)をつけて食べるのだが、
我が家では「練り辛子に醤油」。
スーパーでテイクアウトした「シオマイ」をこうして食べれば、
日本の「焼売」風をかろうじて味わうことが出来る。

Siomai(シオマイ) 1個 7,000ルピア(約70円)

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