バリ島の旧正月 [番外編・その他]
人口2億人以上のインドネシアで、約1千万人を占める
中国系インドネシア人にとっての新年が今日、1月26日。
ヒンズー教徒が大半のバリ島でも、
在住の華僑や、他の島から旅行にやって来ている
中国系の人々が新年を祝う。
スーパーにお目見えした、装飾品や菓子などの特設コーナー。
「財」、「宝」、「運」、「福」など、何となくおめでたい感じの文字が並ぶ。
家族一同、親戚縁者が集まって、高級中華レストランで食事をするなど、
総じて、リッチな人が多い華僑。
月餅などの餅菓子や桃饅頭を、カゴ一杯、大量に買い込む人の姿も。
中国系インドネシア人にとっての新年が今日、1月26日。
ヒンズー教徒が大半のバリ島でも、
在住の華僑や、他の島から旅行にやって来ている
中国系の人々が新年を祝う。
スーパーにお目見えした、装飾品や菓子などの特設コーナー。
「財」、「宝」、「運」、「福」など、何となくおめでたい感じの文字が並ぶ。
家族一同、親戚縁者が集まって、高級中華レストランで食事をするなど、
総じて、リッチな人が多い華僑。
月餅などの餅菓子や桃饅頭を、カゴ一杯、大量に買い込む人の姿も。
シンガポールあれこれ③ [番外編・その他]
シンガポールは東南アジアの中で最も喫煙率が低い国。
タバコの価格は1個500円と高価で、警告表示もかなり強烈。
売られているタバコのすべてに、喫煙が原因による、
様々なガンの疾病部位のクローズアップ写真が貼られ、
警告と禁煙を促している。
バリ島を含むインドネシアは世界でも1、2位を争う喫煙大国。
タバコの価格は、安い物で1個60円ほど。
小学生の喫煙者も珍しくなく、タバコを吸わない男性はかなり少ない。
最近、遅まきながら、ジャカルタで喫煙条例が施行されるなど、
先進国に倣った禁煙に対する取り組みも始まってはいるものの、
人々の意識はまだまだ低い。
世界喫煙率の80%以上は発展途上国。
喫煙に対する規制や法的措置の立ち後れ、
喫煙による健康被害など、その危険性に対する教育や情報の欠如、
そして、そうした発展途上国をターゲットとした、タバコ企業の戦略など、
発展途上国の喫煙は、単なる嗜好の問題ではないことを物語っている。
タバコの価格は1個500円と高価で、警告表示もかなり強烈。
売られているタバコのすべてに、喫煙が原因による、
様々なガンの疾病部位のクローズアップ写真が貼られ、
警告と禁煙を促している。
バリ島を含むインドネシアは世界でも1、2位を争う喫煙大国。
タバコの価格は、安い物で1個60円ほど。
小学生の喫煙者も珍しくなく、タバコを吸わない男性はかなり少ない。
最近、遅まきながら、ジャカルタで喫煙条例が施行されるなど、
先進国に倣った禁煙に対する取り組みも始まってはいるものの、
人々の意識はまだまだ低い。
世界喫煙率の80%以上は発展途上国。
喫煙に対する規制や法的措置の立ち後れ、
喫煙による健康被害など、その危険性に対する教育や情報の欠如、
そして、そうした発展途上国をターゲットとした、タバコ企業の戦略など、
発展途上国の喫煙は、単なる嗜好の問題ではないことを物語っている。
野生の王国(?)バリ島 [番外編・その他]
今朝、我が家のテラスについに出た!
「サソリ」!
前々から、バリ島にいるとは聞いていたが、
日常生活の中で何気なく見つけることになろうとは、これは一大事だ。
体調は2センチほどと小さいが、突っつくと一人前に尻尾を持ち上げて、
威嚇の体勢を取るところなど、正真正銘の立派な「サソリ」。
小さいので、刺されても死ぬようなことはないだろうが、
それでも一刺しで、腕や足が丸太のように腫れ上がるらしい。
バリ島での生活は、この「サソリ」に限らず、
様々な生き物との共生であり、戦いでもある。
家の壁や天井などに張り付いている、チチャやトッケーと言った
ヤモリ類などはまだ可愛い方で、体長1メートルを超す水トカゲが出たり、
色々な色、大きさのヘビもよく出現する。
15センチもある大ナメクジに大量の塩をかけ、
夜中、寝室を走り回る黒い大ネズミをホウキで追い回し、
部屋の隅でトグロを巻くコブラの子どもと格闘する、
実はかなり凄まじい、「楽園バリ島」での生活実態。
ちなみに、我が家があるのはホテルが立ち並ぶリゾートエリア。
きちんと区画整理され、開発、整備された近代的な住宅地で、
田んぼのど真ん中でも、ど田舎でもない。
「食」の話題とはまったく無関係だが、あまりの衝撃に、
捕獲した「サソリ」と、生活の一端をご披露した次第。
「サソリ」!
前々から、バリ島にいるとは聞いていたが、
日常生活の中で何気なく見つけることになろうとは、これは一大事だ。
体調は2センチほどと小さいが、突っつくと一人前に尻尾を持ち上げて、
威嚇の体勢を取るところなど、正真正銘の立派な「サソリ」。
小さいので、刺されても死ぬようなことはないだろうが、
それでも一刺しで、腕や足が丸太のように腫れ上がるらしい。
バリ島での生活は、この「サソリ」に限らず、
様々な生き物との共生であり、戦いでもある。
家の壁や天井などに張り付いている、チチャやトッケーと言った
ヤモリ類などはまだ可愛い方で、体長1メートルを超す水トカゲが出たり、
色々な色、大きさのヘビもよく出現する。
15センチもある大ナメクジに大量の塩をかけ、
夜中、寝室を走り回る黒い大ネズミをホウキで追い回し、
部屋の隅でトグロを巻くコブラの子どもと格闘する、
実はかなり凄まじい、「楽園バリ島」での生活実態。
ちなみに、我が家があるのはホテルが立ち並ぶリゾートエリア。
きちんと区画整理され、開発、整備された近代的な住宅地で、
田んぼのど真ん中でも、ど田舎でもない。
「食」の話題とはまったく無関係だが、あまりの衝撃に、
捕獲した「サソリ」と、生活の一端をご披露した次第。
バリ島の新年 [番外編・その他]
今年もまた、タンクトップに短パンで迎えたバリ島のお正月。
大晦日はいつものように、日本にいた時には一切観ることの無かった
紅白歌合戦を観ながら、定番の特製年越し蕎麦とかき揚げ。
日本を離れて年月が経つと、流行の芸能人や歌手など、
どこのどなたかさっぱりわからず、恥ずかしながら
北島三郎あたりで妙な郷愁を覚えてしまう。
元旦の朝は、これもお決まりのお雑煮。
今年のお餅は、日本からの玄米餅。
鶏肉、大根、人参、ネギ、三つ葉を具に、澄まし仕立てであっさりと。
インドネシアでは太陽暦の新年を祝う1月1日の他に、
イスラムのヒジュラ暦、ヒンズーのサカ暦、仏教の太陰暦と、
それぞれの宗教によって、年に4回の新年が巡ってくる。
また、バリのカレンダーには、他の宗教をも尊び重んじる精神から、
これら新年の祝日だけでなく、各宗教の祝日すべてが記述されている。
良くも悪くも、いい加減さと紙一重の寛容さ。
自分に甘く、それ故に他人に優しい、ユルユルの大らかさ。
今日からまた始まる、こんなバリ島での新しい一年。
大晦日はいつものように、日本にいた時には一切観ることの無かった
紅白歌合戦を観ながら、定番の特製年越し蕎麦とかき揚げ。
日本を離れて年月が経つと、流行の芸能人や歌手など、
どこのどなたかさっぱりわからず、恥ずかしながら
北島三郎あたりで妙な郷愁を覚えてしまう。
元旦の朝は、これもお決まりのお雑煮。
今年のお餅は、日本からの玄米餅。
鶏肉、大根、人参、ネギ、三つ葉を具に、澄まし仕立てであっさりと。
インドネシアでは太陽暦の新年を祝う1月1日の他に、
イスラムのヒジュラ暦、ヒンズーのサカ暦、仏教の太陰暦と、
それぞれの宗教によって、年に4回の新年が巡ってくる。
また、バリのカレンダーには、他の宗教をも尊び重んじる精神から、
これら新年の祝日だけでなく、各宗教の祝日すべてが記述されている。
良くも悪くも、いい加減さと紙一重の寛容さ。
自分に甘く、それ故に他人に優しい、ユルユルの大らかさ。
今日からまた始まる、こんなバリ島での新しい一年。
シンガポールあれこれ② [番外編・その他]
朝早く、宿泊先のインド人街からアラブ人街へ向かう途中、
出勤前の人々で賑わう、小綺麗なホーカーズ(フードコート)
を見つけて朝食。
大半の人は、飲茶や麺類、カレーなどから、
それぞれ好きな物を一品、それにコーヒーかお茶を注文して、
簡単に済ませている。
夫と二人で頼んだのは、カヤトースト(ココナッツミルク、卵、
砂糖などから作られるジャムを挟んだトースト)、コーヒー、
超半熟玉子2個でS$1.5(約100円)という、
一番安いモーニングセット。
カヤトーストはまあまあだったが、問題はこの超半熟玉子。
どうやって食べて良いかわからず、取り敢えず上部半分を
スプーンでカットし、醤油を垂らして食べようとしたものの、
ものの見事に中身が皿の上にドロ~リ。
隣のテーブルに座るシンガポール人を見ると、
やはり皿の上のドロドロ玉子を、必死になって
小さなスプーンですくって食べている様子。
結局、半熟玉子を完食することは出来ず、
何となく物足りないので、バリ島のものと比較するべく、
なんと朝から、かき氷。
注文したのは「マンゴーミルク」、S$3(200円)。
バリ島のぶっかき氷と違って、きめ細かい氷と
マンゴーそのものの味は良かったのだが、
シロップとミルクがイマイチ。
コンデンスミルクは、やっぱりダダーっとたっぷりかけて欲しい。
ということで、軍配はバリ島のかき氷に。
出勤前の人々で賑わう、小綺麗なホーカーズ(フードコート)
を見つけて朝食。
大半の人は、飲茶や麺類、カレーなどから、
それぞれ好きな物を一品、それにコーヒーかお茶を注文して、
簡単に済ませている。
夫と二人で頼んだのは、カヤトースト(ココナッツミルク、卵、
砂糖などから作られるジャムを挟んだトースト)、コーヒー、
超半熟玉子2個でS$1.5(約100円)という、
一番安いモーニングセット。
カヤトーストはまあまあだったが、問題はこの超半熟玉子。
どうやって食べて良いかわからず、取り敢えず上部半分を
スプーンでカットし、醤油を垂らして食べようとしたものの、
ものの見事に中身が皿の上にドロ~リ。
隣のテーブルに座るシンガポール人を見ると、
やはり皿の上のドロドロ玉子を、必死になって
小さなスプーンですくって食べている様子。
結局、半熟玉子を完食することは出来ず、
何となく物足りないので、バリ島のものと比較するべく、
なんと朝から、かき氷。
注文したのは「マンゴーミルク」、S$3(200円)。
バリ島のぶっかき氷と違って、きめ細かい氷と
マンゴーそのものの味は良かったのだが、
シロップとミルクがイマイチ。
コンデンスミルクは、やっぱりダダーっとたっぷりかけて欲しい。
ということで、軍配はバリ島のかき氷に。
ホテルのビュッフェで朝からガッツリ! [番外編・その他]
シンガポールから戻って早々、日本から来客があったり、
ちょっとしたスポーツイベントに参加したりと、
朝から深夜まで超多忙な毎日。
客人は、夫の友人でシングル男性なので、観光はもちろんのこと、
朝、昼、晩の三食すべてお付き合い。
普段の我が家の食生活は質素そのもので、
健康のため摂生もしているが、
こういう時には摂取カロリーもエンゲル係数もかなりアップ。
朝食は、ホテルのビュッフェ。
サラダから始まって、オムレツ、ソーセージ、ローストチキン、
飲茶、ナシゴレン、ミーゴレン、ペストリー、フレンチトースト、
パンケーキ、ワッフル、フルーツ等々、
まるで欠食児童よろしく、食うわ、食うわ。
中でも、ワッフルは一番のお気に入り。
焼きたてアツアツに、たっぷりのメープルシロップとバニラソースをかけ、
アーモンドとクルミをトッピング。
あまりの美味しさについお代わりして、二皿も胃袋の中へ。
ここ数年、韓国人観光客が増えているバリ島では、
ビュッフェにキムチを用意しているホテルが多く、
ここでも白菜やキュウリ、カクテキ、水キムチまで、
キムチコーナーはかなりの充実ぶり。
「おお!キムチがいっぱいあるニダ!」(?)と、
嬉々としてキムチをお皿に盛る韓国人カップルの多いこと。
同じく、最近かなり目につくロシア人観光客も、
それに倣ってキムチを山盛り。
そして平然と、サウザンアイランドドレッシングをたっぷり。
バリ島で、韓国キムチのドレッシングがけを食すロシア人。
国際色豊かなバリ島も、ここまで来るとちょっと凄い。
ちょっとしたスポーツイベントに参加したりと、
朝から深夜まで超多忙な毎日。
客人は、夫の友人でシングル男性なので、観光はもちろんのこと、
朝、昼、晩の三食すべてお付き合い。
普段の我が家の食生活は質素そのもので、
健康のため摂生もしているが、
こういう時には摂取カロリーもエンゲル係数もかなりアップ。
朝食は、ホテルのビュッフェ。
サラダから始まって、オムレツ、ソーセージ、ローストチキン、
飲茶、ナシゴレン、ミーゴレン、ペストリー、フレンチトースト、
パンケーキ、ワッフル、フルーツ等々、
まるで欠食児童よろしく、食うわ、食うわ。
中でも、ワッフルは一番のお気に入り。
焼きたてアツアツに、たっぷりのメープルシロップとバニラソースをかけ、
アーモンドとクルミをトッピング。
あまりの美味しさについお代わりして、二皿も胃袋の中へ。
ここ数年、韓国人観光客が増えているバリ島では、
ビュッフェにキムチを用意しているホテルが多く、
ここでも白菜やキュウリ、カクテキ、水キムチまで、
キムチコーナーはかなりの充実ぶり。
「おお!キムチがいっぱいあるニダ!」(?)と、
嬉々としてキムチをお皿に盛る韓国人カップルの多いこと。
同じく、最近かなり目につくロシア人観光客も、
それに倣ってキムチを山盛り。
そして平然と、サウザンアイランドドレッシングをたっぷり。
バリ島で、韓国キムチのドレッシングがけを食すロシア人。
国際色豊かなバリ島も、ここまで来るとちょっと凄い。
シンガポールあれこれ① [番外編・その他]
所用で通算5回目のシンガポールへ。
今回は、リトルインディアの安ホテルに宿泊したので、
到着日の夜は、フィッシュヘッドカレーで有名なカレー屋で夕食。
15年近く前、母親と二人で初めて訪れたインド人街で
ここのカレーを食べた時には、かなり辛いと感じた記憶があるが、
日頃のインドネシア料理で舌が鍛えらているせいか、
今回、辛さはさほど強烈に感じることはなく、
まるで洗面器のような器に入ったフッシュヘッドカレー(これでSサイズ)、
チキンマサラ、海老マサラ、ガーリックナン、チーズナン、
プレーンラッシ、マンゴラッシを注文、美味しく堪能、きっちり完食。
このフィッシュヘッドカレー、実はインド料理ではなく、
生粋のシンガポール料理で、インド本土にはないらしい。
その昔、インドからシンガポールに渡ってきたインド人が、
大量に捨てられている魚の頭を使って作ったのが始まりで、
その後、中国系の人々も真似をして作り始め、
フィッシュヘッドカレーが広まったのだとか。
魚の生臭さはまったくなく、様々なスパイスが複雑に絡み合った
とても奥深い味わいのカレーは、さすが有名店の味。
来店したのはかなり遅い時間だったが、インド人の家族連れや観光客など、
多くの人々がお皿代わりのバナナの葉を前に、
賑やかな夕餉の時を楽しんでいた。
今回は、リトルインディアの安ホテルに宿泊したので、
到着日の夜は、フィッシュヘッドカレーで有名なカレー屋で夕食。
15年近く前、母親と二人で初めて訪れたインド人街で
ここのカレーを食べた時には、かなり辛いと感じた記憶があるが、
日頃のインドネシア料理で舌が鍛えらているせいか、
今回、辛さはさほど強烈に感じることはなく、
まるで洗面器のような器に入ったフッシュヘッドカレー(これでSサイズ)、
チキンマサラ、海老マサラ、ガーリックナン、チーズナン、
プレーンラッシ、マンゴラッシを注文、美味しく堪能、きっちり完食。
このフィッシュヘッドカレー、実はインド料理ではなく、
生粋のシンガポール料理で、インド本土にはないらしい。
その昔、インドからシンガポールに渡ってきたインド人が、
大量に捨てられている魚の頭を使って作ったのが始まりで、
その後、中国系の人々も真似をして作り始め、
フィッシュヘッドカレーが広まったのだとか。
魚の生臭さはまったくなく、様々なスパイスが複雑に絡み合った
とても奥深い味わいのカレーは、さすが有名店の味。
来店したのはかなり遅い時間だったが、インド人の家族連れや観光客など、
多くの人々がお皿代わりのバナナの葉を前に、
賑やかな夕餉の時を楽しんでいた。
雨季と夕食 [番外編・その他]
本格的な雨季となり大雨が降るようになると、
丁度、夕飯時の7時過ぎ頃から、
バリ島の至る所ですさまじい光景が繰り広げられる。
羽アリに似た、「ラロン」という羽虫の大発生だ。
電球などの明かりを目指して集まる、何千、何万という「ラロン」。
この羽虫、集まる目的はズバリ!交尾。
そんなこと、目立たぬようにこっそりすれば良いものを、
どうやら羞恥心などないと見えて、あちらこちらで狂喜乱舞、
酒池肉林の宴。
「ラロン」は、オス、メス共に、交尾の際に羽がすっかり落ち、
交尾が終わるとオスは死に絶え、メスは地中に潜るようで、
狂乱の宴の後は、無数の羽と死骸でいっぱい。
しかも、バリ島の家屋は半屋外様式のオープン・リビングや、
オープン・ダイニングだったりするので、
その間、電気を消して真っ暗にしなければ、
室内はまるで茶色の絨毯を敷き詰めたような、
悲惨な状態になってしまう。
電気をつけずに、真っ暗な中で食事をするわけにも行かず、
「おっ!そろそろ来る時間だ・・・電気消して出かけるぞ!」と、
この時期、我が家の夕食はほとんど外食となる。
夕飯の支度が免除になるのだから、
主婦にとっては、まさに「ラロン」様々!?
丁度、夕飯時の7時過ぎ頃から、
バリ島の至る所ですさまじい光景が繰り広げられる。
羽アリに似た、「ラロン」という羽虫の大発生だ。
電球などの明かりを目指して集まる、何千、何万という「ラロン」。
この羽虫、集まる目的はズバリ!交尾。
そんなこと、目立たぬようにこっそりすれば良いものを、
どうやら羞恥心などないと見えて、あちらこちらで狂喜乱舞、
酒池肉林の宴。
「ラロン」は、オス、メス共に、交尾の際に羽がすっかり落ち、
交尾が終わるとオスは死に絶え、メスは地中に潜るようで、
狂乱の宴の後は、無数の羽と死骸でいっぱい。
しかも、バリ島の家屋は半屋外様式のオープン・リビングや、
オープン・ダイニングだったりするので、
その間、電気を消して真っ暗にしなければ、
室内はまるで茶色の絨毯を敷き詰めたような、
悲惨な状態になってしまう。
電気をつけずに、真っ暗な中で食事をするわけにも行かず、
「おっ!そろそろ来る時間だ・・・電気消して出かけるぞ!」と、
この時期、我が家の夕食はほとんど外食となる。
夕飯の支度が免除になるのだから、
主婦にとっては、まさに「ラロン」様々!?
スーパーの広告 [番外編・その他]
お国柄は違っても、より安い品物を求めて
スーパーのチラシをチェックするのは、いわば主婦の性。
バリ島では、新聞を定期的に取って購読する人はごく一部なので、
いわゆる新聞の折り込み広告を見ることはない。
チラシは、それぞれの店頭に用意されているか、
会員になったスーパーから、個人宅へ郵送されて来るのみ。
発行が週に一度、または二週間に一度なので、
チラシと言っても日本のペラ物とは違い、
多い時には20頁以上にもなる、まるで小冊子。
目玉商品の扱いは日本とほぼ同様で、大写しになった写真と共に、
例えば、「ファンタ1.5リットル、通常10,900ルピアのところ、
今なら7,990ルピア!」とか、「お徳用牛肉ファミリーパック、
100グラム、4,999ルピア!」など、お客の購買心理をつく、
微妙な値段設定も日本とよく似ている。
この広告、値段のチェックをするのはもちろんだが、
「へぇ~こんな物があるんだ~」などと、
感心しながら意外と隅々までじっくり見てしまう。
いくら娯楽が少ないバリ島とは言え、郵便屋の配達するスーパーの広告が、
ちょっと待ち遠しいとは、あまりに悲しい?
スーパーのチラシをチェックするのは、いわば主婦の性。
バリ島では、新聞を定期的に取って購読する人はごく一部なので、
いわゆる新聞の折り込み広告を見ることはない。
チラシは、それぞれの店頭に用意されているか、
会員になったスーパーから、個人宅へ郵送されて来るのみ。
発行が週に一度、または二週間に一度なので、
チラシと言っても日本のペラ物とは違い、
多い時には20頁以上にもなる、まるで小冊子。
目玉商品の扱いは日本とほぼ同様で、大写しになった写真と共に、
例えば、「ファンタ1.5リットル、通常10,900ルピアのところ、
今なら7,990ルピア!」とか、「お徳用牛肉ファミリーパック、
100グラム、4,999ルピア!」など、お客の購買心理をつく、
微妙な値段設定も日本とよく似ている。
この広告、値段のチェックをするのはもちろんだが、
「へぇ~こんな物があるんだ~」などと、
感心しながら意外と隅々までじっくり見てしまう。
いくら娯楽が少ないバリ島とは言え、郵便屋の配達するスーパーの広告が、
ちょっと待ち遠しいとは、あまりに悲しい?
頂き物いろいろ [番外編・その他]
お金さえ出せば何でも買える日本とは違って、
あれが欲しい、これが食べたいと思っても、
バリ島では手に入れることが難しい物がたくさん。
「不便は工夫と努力を生み、忍耐を強いる」とか、
「買えなければ自分で作る、作れなければ食べずに済ます、
無ければ無いで済むバリ島」と覚悟を決めても、
あったら嬉しい物は山ほどある。
築地の「高級寿司海苔」、「高級梅干し」、「バームクーヘン」は、
サーファーの友人たちが持ってきてくれたお土産。
「鯖のへしこ」は、日本に一時帰国していた在住の友人から、
田舎のお土産として頂いた物。
どれもこれも、バリ島では超貴重品。
自分の荷物だけでも重いのに、不便なバリ島での生活を思いやり、
わざわざ持ってきてくれる友人たち。
そうした優しい心遣いに支えられて、
わがままなバリ島での生活が成り立っている。
あれが欲しい、これが食べたいと思っても、
バリ島では手に入れることが難しい物がたくさん。
「不便は工夫と努力を生み、忍耐を強いる」とか、
「買えなければ自分で作る、作れなければ食べずに済ます、
無ければ無いで済むバリ島」と覚悟を決めても、
あったら嬉しい物は山ほどある。
築地の「高級寿司海苔」、「高級梅干し」、「バームクーヘン」は、
サーファーの友人たちが持ってきてくれたお土産。
「鯖のへしこ」は、日本に一時帰国していた在住の友人から、
田舎のお土産として頂いた物。
どれもこれも、バリ島では超貴重品。
自分の荷物だけでも重いのに、不便なバリ島での生活を思いやり、
わざわざ持ってきてくれる友人たち。
そうした優しい心遣いに支えられて、
わがままなバリ島での生活が成り立っている。