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果物の王様(ドリアン)① [果物]

いよいよ「ドリアン」の季節がやって来た。
地元の果物屋を始め、この季節限定の「簡易式ドリアン屋台」や、
トラックに「ドリアン」を積んで売り歩く「移動式ドリアン屋台」など、
あの独特の匂いが町に漂い始める、
「臭い物」好きにはたまらないシーズンの到来だ。
毎年、この季節にだけお目見えする、近所の「簡易式ドリアン屋台」。
小さな掘っ立て小屋に、紐で括られた「ドリアン」がぶら下がる。
値段を聞くと、1個5万ルピアとあまりに法外な値段なので、
「随分と高いね~」などと言いながら、ニッコリ笑ってとっとと退散。
durian.JPG
大まかな値段の相場を知っていれば、値切ることも可能だが、
バリ島では、外国人が地元民価格で物を買うことはなかなか難しい。
そこで、「ドリアン」を適正な価格で買うには、
何気なく「ドリアン」を物色するフリでもしながら、
じ~っと地元民と「ドリアン売り」の会話に聞き耳を立て、
いくらで地元民が買っているかを把握することが肝要。
そうすれば、仮に「ドリアン売り」が高い値段を吹っ掛けてきたとしても、
「え゛っ!さっきの人は○○○ルピアで買ったじゃない!」と
反論した上で、完璧に値切ることが出来る。
そうまでして買いたいか?
そうまでして食べたいか?
もちろん買いたい!
もちろん食べたい!
「ドリアン好き」とはそういうものだ。

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